あるかなblog(考察感想用ネタバレ)

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夕やけ色の帰り道

夕やけ色の帰り道

初えもくろあで
テストプレイしてきた~~

以下ネタバレです

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小学生二人組
海好きな女の子と野生児コンビ

KP rimikaさん
のみこさん PC 入夏紗智
カナト   PC 四ノ宮 唯兎


ゆいとが唯我独尊の唯だったのだけれど
独尊するには紗智がだいぶ不思議ちゃんだった。

ゆいとの紹介。(小説風にしてみたそういう表現もあると覚えたので)

 

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両親が自分を見なくなった。それは新しい子供が生まれたからもう「私」はいらないのだろう。幼い子供のように「「ゆいと」は!」ってぐずっても無駄だった。
いらない子供になっちゃったのかもしれない。
あのゆらゆら揺れるベッドメリーも柔らかくて壊してしまいそうなひらひらの洋服ももう「私」を飾るものじゃなくなった。
ぐちゃぐちゃで何もかも壊していたら「ゆいと」を呼ぶ声がして、いままでずっと優しくしてくれなかった人が手を伸ばしてくれた。むしゃくしゃを発散させてくれて、包みなおしてくれて、やっと息の仕方がわかった気がする。
優しくなかった兄は「お兄様」になって私は「ゆいと」でいることを覚えた。

 

 

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多動性と衝動性が多い子供を抑えこんでおとなしい子供に仕立てて新しい子供が生まれたらそっちに夢中な両親の子供です。よくある話。でもそれは二回目なので手を伸ばしてくれる兄がいましたよかったね。
おうちがちょっとお金持ちすぎると起きるテンプレのやつ。

野生児の反動が大きくてクラスからは敬遠されるし、教師からもおさわり禁止案件になってるけれど
その日であった子供と遊んでを繰り返すので顔は広い。
嫌われたり喧嘩も多いけど、仲直りもできるようになった。
唯兎にとっては「生きてる」ので喧嘩も仲直りも楽しいし、心が死んだお人形ではないので元気です。

っていうのをセッション中に組み立つとは思わなかった。

 

男の子みたいな女の子と、女の子みたいな男の子どちらかにしよーって思っていたので、立ち絵はゴリゴリの女装男子の方も存在してる。でもこっちにしておいて正解だった……山には野生児なので。
帰り道なので帰りたくないと無謀な無茶を頑張ってみました。テストプレイだったので。
子供のころってさ、鐘が鳴るたびにああ帰りたくないなって思うじゃん。なので帰りたくない子です。

 

 

物語はさちにつきあって行った海の帰り道からでした。
神社の前で落とし物を拾って意気揚々と「理由」を得て寄り道をしました。

道行く中で出会う不思議に完全に魅了されてました。


さちとの仲も少し深まって、海の話にはドン引きしちゃってたけど。
ばかとかうるさい!とかいえてる時がゆいとの一番自然体なので、PLにごめんだったけど。

…のみこさんじゃなかったら言えない。

 

おいかけっこすごく楽しそうだったし、あのままずっと追いかけっこしててもおかしくなかった。まさかのおいかけっこで怪我させちゃうなんておもわなかった。
めちゃくちゃ反省してる。
3回も走らせてくれてありがとう

 

海の生物とであったさちちゃんがぐいぐいいってゆいとがドン引きしてるのがめちゃくちゃおもしろかった。

 

技能的に、寄り道するたびに道草を食べました。おいしかったね!

 

おやまのてっぺん、帰らない道を出されて楽しかったので全然帰りたくなかったのでごねてみたけれど、いま振り返れば帰れてよかったね。
帰ってなかったらきさらぎ駅の兄が「妹を探している」が追加されるところだったしあんなに能天気じゃなかった。


切羽詰まってない場合の帰らない選択めちゃくちゃ難しいけど、帰りたくないなーだったので、めちゃくちゃ葛藤しました。

帰らないほうが妹はのびのびしたかもしんない。人間社会に向いてないもの。おうちからして。

 

 

本当に本当の帰り道。手に揺れる鬼灯

 

子供なので、ダメだって言われたことはやっておかなきゃと思いました。好奇心に勝る衝動はないんだよ。

 

あと鳥居の前で振り返る情景が美しく思えたので。

こ、こわかった…。そのドキドキも全部ひっくるめてゆいとは山に魅了されてしまったでしょう。もう彼女の前にその道が開かれないとしても。
大好きな思い出です。

 

 

さちのあそびにもしかたがないなーっていってそのうち海の生き物にお兄様で対抗してくれたらいいなとおもいます。がんばってほしい。

もしくは一緒に走ってあげてね。